
スタート時点での生徒間の実技力の差を見極め、デッサン、水彩の標準的なレベルの力を付けます。
●石膏デッサン・静物水彩の基礎
●構成デッサン・構成着彩の基礎
夏期講習会で私大対策のベースを確立し、2学期は芸大課題を中心に描写力、表現力を高めます。
●模写・細密画・水墨など
●大作制作・デッサン・水彩応用
冬期講習会での私大対策完了を踏まえて、芸大課題に集中します。
昼間部/入試シミュレーション課題
夜間部/第一志望校征服課題
再現描写力を重視するこの専攻では、力を付けるための最も基本的な課題です。
主として、芸大と女子美で出題される課題で、モチーフの綺麗さを引き出します。
武蔵野美・多摩美で出題されることの多い課題ですが、発想力・描写力を養います。
人物を描くことは大学での制作の基本になります。アクリル絵の具で制作します。
日本画専攻では重要な課題です。対象を忠実に、しかも細密に絵画的に再現。
先人たちの優れた作品から、優れた絵画の完成度、品格、造形性などを学びます。
多摩美術大学絵画学科日本画専攻 現役合格
私は入試直前まで、特に取り柄の無い生徒でした。特に構成課題が苦手で、講評で自分の絵が皆の絵と並ぶと、逃げ出したくなる…そんなこともしょっちゅうでした。それでも、面白い発想がない分、モチーフをしっかり見て魅力をしっかり引き出してやろう。そういう気持ちだけはいつも持って描いていました。常に自信の無かった私は、入試でも最初は周りの人が皆自分より上手く見えて、早くも諦めかけていました。しかしある瞬間、講評で何度も言われた「入試では描ききったもん勝ち」という先生の言葉が頭に浮かびました。今ここで私は自分の力以上の事なんてできない。それなら、今持っている力を全部、画面にぶつければ良いだけ。それに気付くと、あとはもう夢中で描きまくりました。描き終わったときに感じたのは、今までで一番の達成感でした。進歩が目に見えなくて不安でも、自分にできることをしっかり見極めてやり続ければ、自分の知らないうちに必ず結果は着いてくる。そう、受験を通して感じました。
受験生の頃の作品
多摩美術大学絵画学科日本画専攻 現役合格
私はとにかく手が遅くて、学校での美術の課題も毎回居残りし、それでも間に合わないことがあったくらいでした。hamabiに入るとき、私の一番の心配がそれでした。それは完全に克服することは出来ませんでした。特に着彩においてはまともに完成させられた作品はほとんどないと思います。多摩美の入試本番でも、デッサンはともかく、着彩は少し描き足りないものになってしまいました。ただ時計を見、何度も下がって全体を確認し、自分なりに時間と戦い抜きました。力を出し切ったというほどではないまでも、武蔵美の入試の時にはなかった一種の達成感はありました。きっと落ちはしない。相対的にというより、自分の作品を単独で評価した上での私の予想でした。結果的にそれは的中しました。そのあと、別の大学対策として6時間の静物デッサンを繰り返しました。手の遅い私にとってそれは結構ハードなものでした。結局地震の影響のためその実技を受けることは出来ませんでしたが、この時間の中で完成度というものがついてきたと初めて実感できました。
受験生の頃の作品
多摩美術大学絵画学科日本画専攻 現役合格
度々言われている「プロデュースをしろ」ということへの解釈と回答。それがそのまま試験当日でした。短く感じる6時間。満足のいくものに仕上げたい。それがきちんと伝わってほしい。たくさんの仮説を立て臨機応変に進んで行きます。しかし、次第にそれは変わります。失敗したくない、という想いが強くなってくるから。そして、ほとんど無意識に失敗したところを探しはじめてしまいます。そのため、前半の描写が魅力的であればあるほど、後半では悪いところばかりに気をとられます。まるであら探しのようになってくるのです。もちろん、改善していくことは必要です。しかしそれは決して全ての失敗をなくすことではありません。優れた絵をみればすぐに分かります。その絵が心をとらえた時、欠点の有無は大した問題になりません。魅力があるから、人を立ち止まらせているのです。試験の際、その判断を誤らなかったか。それに胸を張って答えることは、残念ながら出来ません。けれど、良い点を伝えることを、少しでも多く考えることを意識したのです。
受験生の頃の作品
武蔵野美術大学日本画学科
女子美術大学絵画学科日本画専攻
私は浪人が決まった時、正直、なぜ自分が落ちたのかその理由がわかりませんでした。 しかし、この一年でやった古典の模写など、一つひとつの課題で見えなかったことがどんどん見えるようになり、自分がどれだけ無力だったかを感じました。この受験生活は、毎日美術と向き合い自分を見つめなおすことができたし、とても有意義な一年だったと思います。今回も第一志望の大学には落ちてしまい、すごく悔しい思いをしました。そこで、私に足りなかったのは自分の「受かりたい!」という気持ちに責任を持てるかということだったんだと、やっと気づきました。でも、もし現役のままで大学に通うことになっていたら、私はずっとその自分の弱点に気付けなかったかもしれません。私はこれでやっと最初のスタート地点に付けたと思います。hamabiでの浪人生活は「自分に責任を持つ」ということの重要さに気付けた一年でした。本当に先生方には感謝しています。
受験生の頃の作品
武蔵野美術大学日本画学科
常に迷いながら筆を進めていて、自信の無い逃げ腰な絵になってしまうことがたびたびありました。私大の構成着彩では、入試直前まで方向性が分からなくなっていました。けれど、先生に「迷うな」「腹をくくれ!」と言われて、自分が楽しんで描けて、なおかつ、どんな絵を見てもらいたいかを考えると、モチーフを描写的に描くよりも線描でドローイングのような絵を描きたいし、見てもらいたい!と入試前夜に吹っ切れて、誰にも何も言わずに全然違う絵を描きました。もちろん、試し描きをする時間はありませんから、一年浪人した今の自分がどこまで完成度を上げられるかを必死にイメージしながら試験に望みました。進めていくと、以前描けなかった部分、詰められなかった部分が描けることに気づいて、試験中に自信を取り戻すことができました。この一年で、一番辛いと感じたのは、自分に自信が持てなかったことです。受かることが出来た試験では、これが私の絵です!って気持ちいっぱいで描けました。色々な経験をさせて頂きました。本当に貴重な一年でした。
受験生の頃の作品