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2015/12/24

冬期講習会スタート!

冬期講習会スタート!1

高1生・高2生対象の冬期講習会がスタートしました。
いまは高校の授業があるので、まずは夜の講座が先に始まりました。
夜の講座には5種類あり、
デッサン(初心者用)・デッサン(経験者用)・デザイン工芸・日本画・油画から選べます。
今回はデッサン(経験者用)とデザイン工芸の、2つ講座の様子をお伝えしましょう。

デッサン(経験者用)の講座の課題は、木炭紙サイズの静物デッサンです。
画面が大きいので、細い鉛筆でちょっとずつ描いていくのにひと苦労します。
でも、制作時間がいつもより長いので、皆ある程度の完成度には達するようです。
問題はその後どうするか、です。

実は、制作時間が長い分だけ、ずっと自分の絵を見ていますから、見慣れてしまうのです。
「客観的に見て、いまの自分の絵はどうなのか」
が分からなくなる時間帯が生まれるということです。
順調な滑り出しができて、途中もりもり描写もできて、
絵の完成度も高い人に、このような不安な時間帯は訪れます。

自分の絵が自分で分からなくなったら、いかに客観的に捉えるか、
新鮮に捉え直すかという工夫をあれこれしていくことになります。
例えば、絵をひっくり返して逆さに見たり、隣の人の絵を見て比べたりします。
薄目でぼんやりと見てみたり、手鏡に自分の絵を映して左右逆転させて見る人もいれば、
しばらく自分の絵を伏せて見ないようにする人もいるくらいです。
「他人が自分の絵を見たらどう思うか」を正しく捉えるのは、それほどまでに大変なのです。

でも、この講座を受講している皆には経験してほしいことなので、
沢山もがいてほしいと思います(笑)



冬期講習会スタート!3

デザイン工芸の講座は、アクリルガッシュを使った色彩構成課題です。
この日の課題は『灯り』をテーマに、
「light」という文字と任意のモチーフをレイアウトし、表現するというものでした。

まずこの講座では、色の3大要素(明度・彩度・色相)をレクチャーで学び、
特に明度をコントロールするトレーニングを重点的にしていきます。
明度とは「色の明るさの度合い」のこと。
だから、『灯り』というテーマにしているわけです。
灯りに照らされている場所(あるいは灯りそのもの)は明度の高い色で表現し、
灯りが届かない場所は明度の低い色で表現していきます。



冬期講習会スタート!2

この時、「青色の物を、赤色の灯りで照らしたら、混ざって紫色になるんじゃないか」
というような、固有色のことはできるだけ考えないようにします。
それをやり出すと、その色に縛られてしまい、自由に色が使えません。
イメージしておきたいのは、完成した作品をコピー機にかけてモノクロの状態にしても、
ちゃんと灯りの感じが伝わるだろうか、ということです。

最初は慣れないかもしれませんが、何度も繰り返していると
徐々に色を「明るさ」で考えられるようになっていくと思いますから、
それまではちょっと辛抱しながら、課題に向き合ってみてほしいと思います。



冬期講習会スタート!4

失敗しても、成功しても、全部が経験として自分の身体に蓄積されていくものです。
だから、やろうかどうしようか迷ったら、思い切って挑戦する方を選んでみてください。
その方が得るものが多いと思いますよ。

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