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2016/09/29

利き手をデッサンしなさい

利き手をデッサンしなさい1


先週の高1生・高2生科レギュラーコースの課題は、
「利き手をデッサンしなさい」という構成デッサン課題でした。
手のデッサンは継続的にトレーニングを積んできた高1・2生たちですが、
意識的に「利き手」を描く機会というのは、あまりありませんでした。

利き手を描くことは思いのほか難しいものです。
鉛筆を持って描くのが利き手なので、観察をする時と描く時と、
一回一回ポーズをとり直さなくてはいけません。
慌ただしくて、じっくりと見ながら描くことがなかなか出来ないのです。



利き手をデッサンしなさい2


現在美大入試では、「両手を描きなさい」という出題は頻出の問題となっていますから、
ゆくゆくは描けるようになっていきたいところですが、急には無理です。
ですので今は「手」というものがどういうものなのか、
どういう構造をしていて、どう動くものなのか、
観察をしたり描いたりしながら少しずつ知っていく、ということに集中しましょう。



利き手をデッサンしなさい3

描いていくと分かってくるのは、意外と自分の手のことを知らなかったなあ、ということ。
もう16〜17年の付き合いになる自分の手ですが、いざ絵に描くとなると、
指の関節の位置がどこにあるか、手のひらの長さに対して指の長さはどれ位かなど、
知らないことが実にたくさんあるのです。
いかにふだん意識的に見ていなかったかが分かります。

この「意識的に見る」というということが本当の「観察」なのです。
ただボ〜ッと眺めるのではなくて、自分から興味を持って、
絵に描く時の手がかりを探すように、そして人に伝える際に分かりやすいように、
という視点で見たり描いたりしていきます。
そうすることで、少しずつ頭の中で記憶出来るようになっていくのです。

モチーフがずっと目の前にないと描けない人や、
同じ形で止まっていてくれないと描けないという人は、
よく見ているようで、実はあまり見ていないことが多い。
「利き手」のデッサンはそんな大事なことを考えさせてくれる課題になりました。

利き手をデッサンしなさい4

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