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2016/11/11

B全サイズの大型静物着彩課題

今回は、高1生・高2生科の特進コースが3週間にわたって制作した、
大型画面の静物着彩写生の作品を2点ご紹介します。

B全(=B1)というサイズは103cm×72.8cmで、
両手で抱えるようにして持ち運ぶような大きな画面です。

完成作品と、それに対する講師からのコメントを合わせてごらんください。


B全サイズの大型静物着彩課題1

特進コース講師からのコメント
「この作品の作者は、アクリル絵の具を使った制作をまだあまり経験しておらず、どう描き進めていったらよいかわからず、消極的でした。しかし、作者は高1生の時から通っており、デッサン経験はもう十分にあります。だからビビらずにどんどん絵の具をのせていきなさい、そうすれば自然とデッサンをするように描いていけるからと、ちょっと背中を押してみました。結果的にはぐいぐい描いてくれて良かったです。

それから、もう一つのアドバイスとしては、色彩は後回しにしていいから、しばらくはモノトーンの状態で描きなさいということを言いました。描画材が鉛筆から絵の具に変わった途端に、布の赤色や、植物の緑色などの固有色に振り回されてしまう人は多い。そういうときは、まずデッサンをすることが大事です。色彩はあとから足していければいいのです。」




B全サイズの大型静物着彩課題2

「この作品の作者は、どんどんと絵の具をおいていける積極的なスタートでした。しかし、徐々にデッサンというよりもベタ塗りのような仕事が目立つようになり、絵の中に現れる形や空間が簡単になってしまいました。加えて、色彩の表現に関しても迷っていたようです。目の前のモチーフの色に縛られていたので、絵の中で暗い色をベースにして描いているんだったら、その色を活かしていいから、自分で絵の中で決めちゃいなさいと言いました。
 
様々な作家の画集を開いて見せ、作者と同じような暗い色調で描いている作品を見てもらいました。良いイメージが持ててからは色彩の縛りから自由になったようで、積極的に描き進めていってくれました。簡単になっていた部分は、筆でディテールを描き起こして、空間的にもたっぷりとした作品になりました。特に、ラスト1日での伸びが素晴らしかったですね。よく描いてくれました。」

来週からは、また志望専攻別の課題に戻ります。
今回の課題を是非活かして欲しいですね!



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